自分の部屋が持てたことで精神が安定した

私は子どものころから耳が敏感で、母と妹と一緒に寝ていたのですが、妹のいびきがどうしてもうるさくて別々に寝ることになりました。2時間経っても寝られないのは、小学生には泣くほど嫌でした。

部屋を別々にしても、まだ私の耳が聞き逃さない音がありました。それは父がしていたパソコンゲームの音です。本当に小さな音でプレイしてもらっていたのですが、それでも毎回父に音量を小さくしてと言いに行くほどでした。

私が中学になるとできた豊田のガレージ付き注文住宅は、私にとっても夢のマイホームでした。自分だけの部屋ができ、前の家より壁がしっかりしていて隣に部屋はありません。だからとても静かで、安眠できるようになりました。これが家を買って最初に起こった良い変化ですね。

寂しがり屋なので寝る時以外はリビングにいることが多かったですが、家族団らんとプライベート、どちらも持てるようになったことで精神が落ち着き、私は今では回し車を回すハムスターと一緒に住めるくらい耳が正常になりました。